ちりめん レーヨンとポリエステルの違い

こんにちは

本日はちりめん生地のレーヨンとポリエステルの違いについてご紹介いたします。
弊社の和雑貨ブランド「松喜屋」では両ちりめんを数点扱っておりまして、先日両者の比較内容をSNSに投稿しました。SNSだけに投稿するには勿体ない内容なので、ブログにも掲載させていただきますね。

ちりめん画像のちりめんは全てポリエステルです

まずは各生地のメリットから

レーヨン

  • 色、艶、発色が綺麗
  • 肌触りがなめらか
  • ボンドと相性が良い
  • つまみ細工向け

ポリエステル

  • 洗濯が可能
  • 摩擦や熱に強い
  • しがわつきにくい
  • 使い勝手が良い

レーヨンの最大メリットは綺麗さ。元々はシルクの代用品として開発されたため、手触りも良いです。
ボンドがつくので、つまみ細工をするにはレーヨンがうってつけです。また、高級感があることと、生地が滑らないことから風呂敷としても使われています。

ポリエステルの最大メリットは丈夫なところです。洗濯ができたり、しわがつきにくいという点は大きいですね。
雑貨や小物、服地といった幅広いジャンルで使用できるのも特徴の一つ。利便性が良いです。

 

デメリットは各々のメリットが逆になった感じです。

レーヨン

  • 縮みやすい
  • しみやしわがつきやすい
  • 色落ちする
  • 水や熱に弱い

ポリエステル

  • 光沢感がレーヨンに比べると劣る
  • レーヨンに比べて固い
  • ボンドがつかない
  • 結び目がほどけやすい

レーヨンは綺麗な反面、非常にデリケートな生地です。ポリエステルの丈夫さで取り上げた全ての内容が弱点となっていますね。中でも水に濡れると縮むのが一番のネックかと。アイロンのスチームもダメです。

ポリエステルのデメリットはレーヨンほど大きなものはありませんが、綺麗さはレーヨンに負けます。また、ボンドとの相性が悪いので、つまみ細工に不向きなところも気になりますね。
結び目がほどけやすいというのは、風呂敷のように生地を結ぶにはほどけやすいということです。

 

※追記。ご質問をいただきました!

Q.「テディベアはポリエステルなの?」
A.テディベア作成キットのちりめんはレーヨンです。ですが、テディベアはポリエステルの生地でも作ることができます。但し弊社が販売しているポリエステルちりめんは大きさが1枚約33cmですので、1枚では足りません…(キットのちりめんは50cm)

 

以上、ちりめんのレーヨンとポリエステルの違いについてでした。
どちらを購入すべきか悩んだ時は、用途によって選ばれるのが一番です。つまみ細工をしたいのか、水に濡れることを考慮するのかなど。

是非、生地を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

最後に松喜屋のリンクを。
BASE⇒松喜屋 | 和雑貨のお店 (matukiya.handcrafted.jp)
minne⇒和雑貨のお店 松喜屋 – 作品一覧 | minne 国内最大級のハンドメイド・手作り通販サイト
ウェブサイト⇒和雑貨のお店 松喜屋 (matukiya-zakka.com)
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