おはようございます
本日、2022年5月2日10時35分頃の米ドル/円は130.067です。
アメリカ ドル / 日本 円【USDJPY=X】:チャート:外国為替 – Yahoo!ファイナンス
アメリカ ドル / 日本 円【USDJPY=X】:チャート:外国為替 – Yahoo!ファイナンス
130台来ましたね…
金曜日に至っては130円に到達しただけでなく、一時期は131円にまで円安が進んでおりました。1日に約2円も円安が進んでしまう恐ろしい時代です。
先日の日本銀行黒田総裁の発言からするに、しばらくは円高方面に振れる可能性は少ないでしょう。
輸出業には追い風、輸入業には向かい風。円安はメリットの方が少ないように感じるのですが、何故このような判断なのか…
さて
本日5月2日はカレンダー通りであれば平日。しかし、お休みされている企業や学校も多いみたいですね。
「しまった、今日学校休みだった!」というツィートを多く見かけました(笑)
そんな本日からSDGs期間なるものが一部の放送局で始まるそうです。
持続可能な開発目標SDGsとは
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)別ウィンドウで開くの後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
出展:外務省 URL:SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform | 外務省 (mofa.go.jp)
動画版の説明はこちら。より詳しく知ることができます。
17の項目が全て満たされれば理想の世界になりますね。その分、実現するのはかなり難しい内容のように感じました。シンプル、そしてどれも当たり前に大切なことなのに、それが難しいという現実。
今朝テレビを見ていた時は主に食品ロスについて取り上げられていました。
普段捨ててしまうキャベツの芯を使った料理や、パスタのゆで時間を短縮できる特別仕様の麺など、少しの工夫で食品ロスや環境破壊は解決できるよーとの内容でした。
パスタのゆで時間が短縮されることにより、CO2の排出が減少されるという説明を聞き、「そういった切り口からでも環境破壊は防げるのかぁ」と非常に勉強になりました。
暫くすると、日本の食品が捨てられている映像が流れたのですが、捨てられていた食品の大半は綺麗な形をした恵方巻でした。
恐らく、節分の日のために沢山作ったものの、売れ残りが発生し、大量に廃棄している映像だったと考えられます。
「キャベツの芯以前に、もっと見直さないといけないことがあるのでは…」と思いました。
日本の食品ロスは年間612万トンで、東京ドーム5杯分です。
事業系食品ロスが328万トン、家庭系食品ロスが284万トンとされています。かなりの量が捨てられているのですね。
「海外では野菜の見た目を気にせず購入する人が多いが、日本の野菜は形が綺麗なものしか置いていない」と聞いたことがあります。そういった問題からも、事業系食品のロスが多いのかなと。
中国では、大食い企画の禁止令や、残すと罰金といった制度が設けられ、食品ロスが起こりにくい環境に力を入れているそうです。実際に160万円の罰金が科せられたことも…
やりすぎな気もしますが、食品ロスに対する本気の姿勢も見える内容ですね。
食品ロスが多いと、その分廃棄する量も当然増えます。廃棄するには燃やすわけですから、環境破壊につながります。そして、世界の人口は年々増え続けているので、このまま食品ロスに手を打たず状態が続くと、栄養不足で苦しむ人が増え、貧困に拍車がかかり…と悪循環に陥るそうです。
SDGs全体の内容に戻りますが、ゴールに定めた2030年まで残り8年しかありません。
17の項目を満たすため、可能な範囲で我々にできることに取り組みましょう。
何もしないという行為が一番良くないと思いますので。