超話題作品を読んでみました

おはようございます
先日のブログで、現在人気急上昇中のマンガ『タコピーの原罪』について「読んでみたい」と書いていましたが、15話全て読みました。
残すは今週配信される最終回の16話だけです。
読んでみた感想ですが、「面白い」というよりも、「なるほど」といった感じでした。
地球にハッピーを広めることを目的とした宇宙人が、いじめられっこの小学生を笑顔にさせる。これが本作の大まかな内容。
この文章だけを見ると、やはりドラえもんのように感じますが、ほんわかとした空気とは正反対の作品でした。ネットでは「悪魔版ドラえもん」と言われているほど(笑)
つまり、全くハッピーな内容ではない作品です。
少々グロテスクな描写が何度も出てきますので、そういったものが苦手な方にはしんどいかな、と。1話から容赦ない内容でした。
これを機に読まれる方もいらっしゃると思うので、敢えて深くは書きませんが、私がこの作品を読んで感じたことは、
「純粋無垢な人は利用されてしまう」「嫌なことを嫌だといえない環境は人を極限状態まで追い込んでしまう」「あの人は悪だという固定観念を持っていても、その人の裏にはただならぬ事情があったりする」など。
「いじめっ子がこの作品を読んだら行動を悔い改めるのだろうか」や「立場が弱い人はどうやってそこから抜け出せばいいのか」等、色々と考えながら読み、学べる事も多かったです。
今週の最終回がとても気になります。果たして主人公は無事に笑うことができるのか…!
ちなみに、タコピー(宇宙人)の地球での住処が、ドラえもんの空き地にそっくりで、謎の筒のようなオブジェクトが同じようにありました(笑)
オマージュ作品としては方向性が真逆なのですが、作者さんはドラえもんを意識して作られたのかなと感じました。
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