おはようございます
本日2月1日から、一部のアジアの国々は旧正月です。
日本は旧暦ではなく、新暦を採用しているので、実感がありませんが、中国、韓国、台湾、香港、ベトナム、シンガポール、マレーシア等は旧暦を採用しているので、本日から数日間はお正月休み。そして、毎年日付が変わるのも特徴の一つです。
そして、地球規模での大移動が行われるタイミングでもあります。
多い年では30億人が大移動する時期なのですが、今年はコロナウィルスの影響もあり、11億8千人程と予想されている報道を見ました。
旧正月は別名、春節と呼ばれたりもします。
日本のお正月は質素なイメージですが、春節といえば、赤と金の派手な装飾が印象的です。提灯や龍など。
装飾ではありませんが、花火や爆竹を使い、新年を祝うことからも、我々日本人からすると「派手」という印象を受ける要因ではないでしょうか。
似ているところも多々あります。例えば、お年玉。
春節では、紅包(hongbao)という赤い包み紙にお金を入れ、目上の人が年下の人に渡す文化があります。
紅包には「幸運の象徴」としての意味が込められているので、どんな包み紙でも良いというわけではありません。(上のイメージ画像の左の方にある紙参照)
そして、日本とは違い、子どもだけでなく、大人も貰えるのがポイントです。
他には、家族で過ごすことであったり、家族で食卓を囲むことも似ているポイントです。
特に、大晦日の日の夕食は「一年で最も大切な食事」とされています。
各国ごとに春節のお祝いの仕方が異なるので、「一概にこれが全て!」という訳ではありませんが、大まかに春節の特徴をご紹介しました。
ちなみに、シンガポールでは、お宅を訪問する際にみかんを2つ持っていく習慣があります。これは、みかんの発音が「お金」「吉」と似ていることから、財と吉を運ぶ縁起の良い食べ物とされているからだそうです。
そして、食べる目的だけでなく「飾る」を目的とした使用方法もあります。「門松がみかん」と考えて頂ければイメージがつきやすいかもしれません。
形は違えど、日本でもお正月には鏡餅にみかんを乗せるので、どこか似ているなと思いました。