日本 遂に実質利上げ

おはようございます

本日のブログは昨日発表されたあの超特大ニュースで決まりですね。本当は違うことを書くつもりでしたが、それどころではありません。

日銀、実質利上げ。
日銀 長期金利上限0.5%程度に拡大 – Yahoo!ニュース

日本銀行

長期金利の上限を0.25から0.5へ変更。

これは凄いですよ…今年2番目に大きなニュースではないでしょうか。
多くの方が黒田総裁の間は0.25を続け、満期の来年4月から金融緩和を引き締めるものだと思っていましたので、各所混乱状態ではないでしょうか。

 

真っ先に思いうかぶ影響は「円高」「住宅ローン金利・借入金利の上昇の可能性」ではないでしょうか。

 

何故円高か。それは今までの強烈な円安はアメリカとの金利差が広がっていたからです。
アメリカは利上げ、日本は据え置き。この金利の差が円安に繋がっておりました。

12月にアメリカは利上げを0.75から0.5へ縮小し、今後も0.25へと縮小する雰囲気が出てきたため、日本が何もしなくとも円高には動く流れ…だったのですが、昨日のサプライズ報道。

ドル円は137円台だったものが、たった15分で5円も円高に動きました。私のタンス預金97ドルが…

円高は我々一般人にとってはありがたいことの方が強いように感じます。輸入品や海外から材料を仕入れている物を安く買うことができるので。ニトリも値下げを視野に入れると会長がおっしゃっていましたね。
円高の恩恵を受けるのは、ぱっと思い浮かぶので100円ショップ、アパレル店、飲食店ですかね。値下げしてくれるかは…分かりません。

 

問題は後者。住宅ローン金利と借入金利の上昇の可能性です。これは一部の方にとっては大きなマイナスです。(可能性なのでまだどうなるかは分かりませんが)

まずは住宅ローン金利。既に組まれている方は無視して大丈夫です。これから固定金利を組まれる方は…上がると思っておいた方が良いでしょう。
でも大丈夫です…賃上げする動きを政府が見せていますので…出費が増えても所得も増えますよ…きっと…

続いては借入金利。これは企業が一番ダメージを受けますね。
お金を借りると金利が今よりも増えるという単純な仕組み。個人でも借りている方はいるでしょうが、企業となるともっと大きな額になりますね。

金利上がる→企業がお金を借りにくくなり、設備投資が滞る→成長企業の伸びが悪くなるのではという憶測ができます。ここが日本にとって一番のネックになるのはないでしょうか。

 

少し難しい話になりましたが、昨日の報道はかなり歴史的な出来事だと思っております。動画サイトで分かりやすく解説してくださっている方も沢山いるので、是非一度調べてください。

それでは。

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