おはようございます
本日午前4時頃にFRBの政策金利の発表がありました。
利上げは0.5ポイントで、前回の0.75から下がりました。ですが、これは予想されていた内容通りだったため、サプライズ感はありませんでした。
FRB、利上げ0.5%に減速 23年末見通し5.1%に引き上げ: 日本経済新聞 (nikkei.com)
それよりも超重要なのは、今後の政策金利の見通しとパウエル議長の発言。
2023年の見通しは4.6→5.1へと引き上げられました。そして、パウエル議長の発言は「継続的な利上げは必要」「インフレが持続的に低下しているかを確信するにはまだ早い」と、利下げの可能性や時期については言及なし。
要約すると「インフレはやや鈍化傾向に見えるけど、まだ確証がないし気を緩めるつもりも毛頭ないので、楽観視しないでね」といったところでしょうか。良し悪しの判断が非常に難しい内容だと思いました。
利上げをすると個人の消費が減り景気後退の恐れ。利下げをするとインフレ抑制にならず。利上げ・利下げのさじ加減は本当に難しいんだと感じました。
ちなみにFRBは、景気後退を起こしてでもインフレを止めたいと前々から発言しているので、もしかすると、とんでもないことが起こるかもしれませんね…
このままの水準であればあと3回、0.25ポイントの利上げをして5月には終了となるようです。本当かどうかは分かりませんし、5月とまだまだ先行きは長そうです…
学生時代は経済指標など一切気にしたことがなく、何にも怯えずに無敵タイムを過ごしていたのですが、大人になってからというもの、世界の状況や金融事情に興味を持ち始めると今度は不安なことばかり感じ取るようになりました。知識面において成長は間違いなくしていますが、不安というストレスがまとわりついてきます…(笑)
もしかすると苦しい状況が続くかもしれませんが、強く生きましょう…
それでは。