おはようございます
イーロン・マスク氏、結局Twitter社買収を検討のようですね。
買う→やっぱ辞める→裁判→やっぱ買うという凄い展開に。でもマスク氏らしい気がします。テスラで仮想通過が使える云々の際もやっぱ中止するといった感じでしたし(笑)
買収後は、投稿したツイートの編集機能やアルゴリズムのオープン化、そしてBot(自動ツイートするアカウント)の排除が可能性としてあるようです。今後どうなるのでしょう。
さて
話は大きく変わりまして皆様、SNSや動画サイトで違法アップロードされているコンテンツを見かけたことはありませんか?
例えば公式でないアカウントがテレビで放送した内容を投稿していたり、ひと手間加えた切り抜き動画やMAD動画、コラ動画等。
あれらは全て著作権侵害にあたる犯罪行為です。
動画だけでなく、画像にも著作権は勿論ありますので、漫画の海賊サイトは勿論、タレントやアイドルの写真をSNSで投稿しているアカウントも犯罪行為にあたります。
ですが、著作権侵害は「親告罪」ですので、著作権者が訴えない限り罪に問われません。かなり悪質な場合は非親告罪として取り締まることもできますが、大半は恐らく親告罪範囲かと。
更に問題なのが、著作権者が「じゃあ侵害者を訴えよう」となっても、数があまりにも多すぎるので黙認していることが現状多いのではないでしょうか。
そんな中、違法アップロードを味方につけた面白い取り組みを行っている製作委員会を見つけました。
「邪神ちゃんドロップキック」というアニメが、なんと二次創作OKというとんでもない発表をしました。しかも収益化もOK!
「邪神ちゃんドロップキックX」二次創作ガイドライン | 邪神ちゃんドロップキックX DROPKICK ON MY DEVIL!!! X (jashinchan.com)
「ファンの皆さまによる二次創作を応援しております」
そんな事例、公式系で今までありましたっけ?(笑)
この取り組みですが、事がすんなりと運んだわけではなく、月間1000件以上もある違法アップロード動画との戦いの末、「取り締まっても次々に出てくるなら、もう一層容認して宣伝として認識してしまえば?」というところに落ち着いたようです。スマート!
製作委員会に収益の一部を分配した上で、投稿者本人も収益を得ることができるという仕組みに。こちらは少し前に話題となった切り抜き動画と同じ仕組みですね。
なので、二次創作動画が増えれば増えるほど製作委員会さんにも収益が生まれ、二次創作動画を見て面白いと感じた方が原作を見るといった好循環が生まれます。取り締まる必要もありませんし、自動でお金が入ってくる半ば不労所得のような感じですね。
本当に凄い取り組みだと思いました。他のアニメ制作会社や製作委員会が真似するのか気になりますし、テレビ番組もOKを出したらもっと面白いことになりそうです。信じられない程二次創作されてますので、これを野放しにするのか、取り込むのか、追放するのか。気になります。