日本から電線が無くなる日が来る?先斗町 無電柱化に

おはようございます

日本滅亡のようなタイトルに感じられるかもしれませんが、そのような内容ではありません。

昨日、京都の五花街の一つである先斗町が無電柱化され、その式典が開かれました。

先斗町

5年という長い工事の末にようやく完成した無電柱の先斗町。費用は約13億円。
空を見てください。電柱もなければ電線もありません。

消えた電線は地下に配線され、景観と防災面が良くなりました。以前は17本も電柱があったそうなのですが、それらをこの狭い道の地下に収めているそうです。

先斗町

こちらは工事前の先斗町の画像です。
電線だけでなく、地面もアスファルトから石畳に変わりましたね。

この先斗町ですが、ご覧の通り道がとても狭く、地下に電線を埋めるスペースも少ないこと等が無電柱する上での課題だったそうです。
お店の正面に竹や稿で覆われたものがあれば、恐らくそれは電力に関わる地上機器を隠しているものです。徹底的に景観にこだわった作りですね。

先斗町のみならず、他の京都の観光スポットも無電柱計画が出ていたのですが、財政難により中止になるそうです。

この無電柱計画ですが、現在国土交通省が補助金制度を設けていることから、日本でもどんどん進んでいくと思われます。川越市のように既に無電柱を取り入れている場所も多くはないですが、存在します。

日本は電柱や電線が非常に多い国です。ロンドンやパリ、香港は100%無電柱だそうです。
今後日本の電柱・電線はどうなるのか。皆様がお住まいの地域の電線が、いつか地中に埋まる日が来るかもしれませんね。

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