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本日は、Artigiano Japon のもの作りに対するこだわりを紹介します。
現在アルティジャーノの中心は刺繍職人さん達です。
その刺繍職人さん達が心をこめて作る作品のキャンバスとなるのが、
デニムと帆布の二つの素材です。
なぜこの素材にこだわるのかと説明しますと
強くて丈夫で長持ちする素材で、穴があいても使い続けてもらえるって事です。
アルティジャーノの刺繍加工は、基本的に全く同じものを二つ以上作る事が
難しいので、一つ一つの商品を一日でも長く使ってほしいと思い選びました。
デニム生地へのこだわり
1、日本国内で生産されている生地を使う。
日本の物を使うのはアルティジャーノの大前提です。
2、昔ながらの機械を使った味のある生地を使う。
今回使う生地は、昔ながらのシャトルを使った力織機で織られたデニムです。
その名も「セルヴィッチ赤耳デニム」
ヴィンテージデニムは、昔ながらの織機(シャットル織機、力織機)で織られたデニムです。
ヨコ糸を1本1本シャットルで運んで杼で締めて織っているため、織りかえりの耳が付いているのが特徴です。耳の部分に赤い糸が入っているものを『赤耳』と呼び、今では、ヴィンテージデニムの代名詞になっていす。ヴィンテージデニムが人気なのは、独特のナチュラルな「縦落ち」を作ったり、微妙な色落ちをするためです。ただし、現在の革新織機に比べ織キズが大変発生しやすい商品です。
十分にご理解の上、ご使用下さい。
と注意書きがあるほどレアな素材です。
1台の織機が織れる生地は1日で30m位で生地幅は78cm~80cmしかありません。
なぜそんな生地をと思われるでしょうが、生産性としてはものすごく効率が悪いのですが
時間をかけて織るこの「遅さ」で生地に空気が入り込み繊維自体が自然な膨らみを持ち
暖かみのある風合いを作り出します。
その本質は着用を続け5回以上洗った位から現れてきます。
洗いたては少し硬く着用すると自分の体に馴染んでくれる喜び。
着こむほどに1着1着が独自の顔を持つようになる楽しみを味わってください。
3、20年経っても使ってもらえるもの作りを目指してArtigiano Japon は精進いたします。