二宮金次郎について

本日打合せのために出かけた先で、「二宮金次郎の像」と出会った

二宮金次郎像
その像の横に「二宮金次郎について」と書いてある説明者があった

そこには、

二宮金次郎さんは勤勉で心やさしい人でした。
この石像により、金次郎さんの思想、
生き様を心の片隅に留めて頂き、
人々に今の時代、忘れかけている
大切なものを今一度気付き、考える
きっかけとなる事が出来たらと切に
願っております。

と、書かれてありました。

二宮金次郎像

その他に
二宮金次郎は、江戸時代の後期、今の神奈川県小田原市で農民の子
として生まれ、早くに父母と死別しました。その為に伯父に預けられ、
農作業を手伝いながら弟の世話をし、自分で読み書き算術を覚えました。
江戸時代ですからコピー機などありません。金次郎は本を写し、薪を、
背負いながらそれを読み勉強をしました。
そして一生懸命に働き、ごほうびに頂いたお米やお金を、自分より貧しい
人々に分けてあげました。このように人々の為に働き、努力をして農民から
武士の身分にまでなった金次郎の「報徳」の教えは、明治時代に行われた
農地改革の礎(いしずえ)となりました。この功績により二宮尊徳と言われ
るようになりました。(1787生-1856没)
とも書かれてありました。

最近では小中学校でも見ることの少なくなった二宮金次郎の像ですが、
二宮金次郎という人物は、私利私欲に走るのではなく社会に貢献すれば、
いずれ自らに還元されるという「報徳思想(ほうとくしそう)」を説いた人物で
あり色々とためになる名言を残されています。

すべての商売は、売りて喜び、買いて喜ぶようにすべし。

売りて喜び、買いて喜ばざるは道にあらず。

貸借の道も、また貸して喜び、借りて喜ばざるは、道にあらず。

大事を成さんと欲する者は、まず小事を務むべし。

大事を成さんと欲して小事を怠り、その成り難きを憂いて、
成り易きを務めざる者は、小人の常なり。

それ小を積めば大となる。

何気に写真を撮ったのですが、この説明書を見て、この石像を建てた方の
考えに心を動かされ、今回は二宮金次郎を取り上げてみました。

石像の後ろにデザイナーズマンションがあり

デザイナーズマンションの案内

ここに引越せば仕事もはかどるかな~(笑)
仕入れ先にも近いし(爆)

タイトルとURLをコピーしました