おはようございます
皆様、給湯器の設定温度をいくつにしていますか?
恐らく39~42℃のどこかで設定している方が多いのではないでしょうか。まじまじと見たことがないのでイメージによる推測です。
ですが、実は給湯器の設定温度は50~60℃がおすすめのようです。
「あなたバカなの?そんな温度出てきたら火傷するでしょ?」と言われてしまいそうですけど、これは私の意見でもなければ陰謀論でもなく、ガス会社の意見なのです。
その証拠に、我が家のお風呂場の水栓には、このようなシールが貼ってあります。
ね?
サーモスタットという混合タイプの水栓だと、この温度設定がおすすめのようです。1つのレバーだけで温冷を調節するタイプですね。
暖冷のレバーが別々になっていて、2つを手動で混ぜるタイプはこれに該当しません。なので40℃設定で大丈夫だそうです!
では、どうしてそんな高い設定しないといけないのか説明します。
まず、給湯器の設定温度以上のお湯は出ない仕様になっております。シャワーもキッチンも。
つまり給湯器を40℃、シャワーの水栓をHに全力振りしたとしても、40℃以上は出ません!
それどころか、給湯器と水栓ともに40℃に設定したとしても、37~39℃のお湯が出るそうです。
これは、給湯器から出るお湯が水栓に届くまでの間に配管内で冷えてしまうからです。どれだけ急いだとしても、できたてのアツアツご飯を家に持ち帰れないのと同じですね。
なので、出したい温度より高く給湯器で設定する必要があります。水栓のレバーは設定温度より低く出したい時に使用するのが本来の目的のようです。
そこで気になるのがガス代です。「高く設定したら良いのは分かったけど、50℃に設定したらガス代めっちゃ高くなるんちゃうん?」と思いました。
俄かに信じがたいですが、ガス代に影響はあまりないそうです。高い設定だと、暖かいお湯が出るまでの時間が短縮されるので、無駄なお湯を出し続ける必要がなく、むしろ節約になるという記事を見ました。
結論
給湯器の設定は、出したい温度より少し高めにする。
水栓での調節は、給湯器の設定温度より下は出せても上は出せない。
少しでも参考にしていただければ幸いです。