おはようございます
久方ぶりの本日の業務ブログ。
ようやく守秘義務ではない業務内容中です。
弊社でカットした棒状の木材。さて、何に使われるのでしょう。
答えはお節句で活躍する名前旗の上下に挿入するための木材です。
こちらの部分です。名前旗の柄はとても立派なのですが、残念ながらお見せすることができません。
見た目だけであればこの状態で問題はないのですが、カットしたことにより棒の上下にそげが発生するので、お子様が触っても安全なようにやすりで削ります。
(そげは西日本で使われている表現で、植物や木材などのトゲを指します)
木の粉が舞うのでマスクはもちろん、メガネをつけて作業しております。
粉塵やホコリを吸うための置き型ミニ掃除機のようなものがあれば少し便利だと思ったのですが、果たして市場にあるのでしょうか。
手触りが滑らかになると木材を一度水拭きをして粉を拭き取り、乾燥させます。
そして名前旗に挿入するといった流れになります。簡単な作業だからこそ、丁寧さを心掛けて作っております。
そういえば、7月頃に名前旗の芯地をカットしているという内容を投稿したことがありました。切るのに苦戦したあの芯地が今や表地がつき、そして立派な刺繍が施されています。
感慨深いですねぇ。
全国の子ども達のために、本日もやすり作業頑張ります!