ネットでの誹謗中傷 侮辱罪を厳罰化

おはようございます
昨今、SNSでの誹謗中傷・晒上げや炎上といった行為が目立つ世の中ですが、遂に厳罰化が進められていくそうです。
ネット犯罪
現在、誹謗中傷などは「名誉棄損」または「侮辱罪」という刑法に該当します。
名誉棄損が「3年以下の懲役か禁錮、若しくは50万円以下の罰金」
侮辱罪が「拘留30日未満、若しくは科料1万円未満」だったのですが、法務省が侮辱罪を厳罰化し、懲役刑を導入する方針を固めました。
厳罰が導入されれば「1年以下の懲役か禁固、若しくは30万円以下の罰金」となります。
侮辱罪は公然と人を侮辱した行為に適応されるため、刑罰の対象となるケースが広く、名誉棄損と同じ罰則にはならないそうです。
これに伴い、侮辱罪の公訴時効も1年から3年に延び、特定するまでに時効が過ぎることもなくなります。
ここで一つ注意点なのですが、
この侮辱罪は全SNS利用者が意識しなければならないことです。
例えば、テレビを見ている時に癪に障るコメンテーターが出演していたとします。
そして、SNSで「○○ってコメンテーター本当に嫌い。うざい。きもい。」などと投稿してる方、かなり多いですよね。
この書き込みも侮辱罪に該当するかもしれませんので、不用意に相手を下げる発言は慎んだ方が懸命です。
投稿することで多少の不満は解消されるのでしょうが、怯えながら生活したくないのであればやめておきましょう。
反対に、もし皆様が誹謗中傷をされた場合はスクリーンショットを撮っておき、証拠を残しましょう。
相手側がコメントを消す可能性も十分にありますので。
今後、ネットでの誹謗中傷がどれ程減少するのか注目です。
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