疫病退散を祈る祇園祭 山鉾建て実施

おはようございます
祇園祭が規模を縮小し、行われるそうです。
提灯
「この時期に祭?」という自粛警察の方、最後まで読んでいただきたい。
祇園祭は京都の三大祭り(葵祭、祇園祭、時代祭)の一角を担っているのですが、流石に他府県にお住いの方もご存じでしょうか。
京都の夏といえば祇園祭。
1000年以上もの歴史があり、開催期間は1か月にも及ぶ祭りです。
コロナ禍になる前はたくさんの人は勿論、芸能人も数多く訪れていました。
山や鉾が烏丸を中心に展開され、夜になると提灯の灯りが街の雰囲気をガラリと変え、非日常感を存分に体験できます。
祇園祭
なんといってもメインは山鉾巡行。
33基もの色鮮やかなな山と鉾が人力で動かされ、迫力満点です。
前祭の宵々山と宵山では屋台も出ており、学校の先生と鉢合わせるなんてこともありました。
宵々山=7月15日 宵山7月16日
なのですが、
今年は山鉾巡行も屋台もありません。
今年は疫病退散を祈る祭の本義に則り、山鉾の保存継承や作事方等の技術維新のため、感染対策を徹底した上で可能な範囲での実施をするとのこと。
行事の観覧は控えられています
そう、祇園祭は疫病を払うお祭りなのです。
平安時代前期に日本で疫病が流行したことにより、祇園祭は生まれました。
なので、この時代にピッタリなお祭りだと個人的に思っています。
不思議なことに、祭りを開催するにあたっての否定的な声をあまり目にしません。
某スポーツ大会は非難殺到中ですが。
規模が違うということもあるでしょうが、それだけ親しまれているお祭りなのでしょうか。どこか誇らしいです。
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