先日のキャンドルナイトと忘年会を楽しんだ後に
少し飲み過ぎた(飲み過ぎたといってもカクテルとワインだけ)社員さんを送って
阪急梅田駅までとぼとぼ歩いて改札付近までたどり着いたその時に
「女の人がしゃがみ込んでる」
そちらに目をやると、確かに女の人がしゃがみ込んでというかへたり込んでる状態
飲み過ぎ?酔っ払い?にしては誰も開放してくれてないし。
ずっと下を向いてスマフォを指で触っているが指は微動だにしていない・・・
まわりは皆さん素通り・・・
そこに大学生の男女三人組が気付いて近寄っていった
「もう安心や、こっちも飲み過ぎ女子をかかえてるし」
ふとその女性の右手に目をやると、痙攣が起こり始めていたのに気付いて
駅員室に駆け込み駅員さんを呼びに行きました。
現場に戻る最中に、さっき近寄っていた大学生がコンビニでビニール袋をもらっていたので
「やはり飲み過ぎか・・・」しかし飲み過ぎ+痙攣=急性アルコール中毒?
と思いながら近づくと、嘔吐はしてないし、大学生はビニール袋を顔に被せようとしているし
酒臭くないし・・・呼吸回数が多く痙攣してるってことは、「過呼吸の発作?」
過呼吸の対処法としては、
紙袋などに口・鼻をあて、吐いた空気を再度吸い込むという行為をくり返し、血中の二酸化炭素濃度を上げる方法(ペーパーバッグ法)が一般的だが、この場合、酸素不足にならないよう、少し隙間を作っておくなどの配慮が必要でその加減が難しく、袋を用いる方法は有効性よりもむしろリスクの方が大きいという意見もある。
誤った処置(袋をぴったりと口・鼻に当ててしまい、外気を遮断してしまうなど)により、発作時には、酸素が多すぎた状態から、一気にバランスが逆転し二酸化炭素が多くなり過ぎて、窒息死に至ったケースも報告されているという。
wikiprdiaより
たまたま知り合いに過呼吸の人がいて対処法をお医者さんに教えてもらっていたので
ビニール袋は危ないのでとっさに代わって介護することに
とりあえず紙袋を探してもらって、隙間を保ちつつ二酸化炭素を吸わせ
手を握り、なるべく落ち着いた声でしゃべりかけ、ゆっくりと呼吸をするように促し
体温の低下が無いかを観ながら20分ぐらいすると落ち着き始めたので
駅員室へ車いすで運んでもらいました
話を聞いていると過換気症候群の持病があるみたいで、かたくなに救急車を呼ぶのを嫌がってたので何でかなと思っていると、友達と待ち合わせしてるとのこと・・・
だから動かない指がスマフォにずっと触れてたのか・・・友達に連絡を取ろうと・・・
相手が男性だと思い大学生の女の子に連絡してもらうと女友達で、こちらに来てくれるとのことで、
一件落着、酔いも吹っ飛んだわ・・・
後はうちの怖い社員さんを無事に電車に乗せるだけ
結構長い一日でした。
久々に若いお嬢さんに手を握ってもらえたのがこんな状況でとても残念でした(爆)
ちなみに紙袋はこんな感じのがいいです