Artigiano的考え

訪問いただき、ありがとうございます。

今日は、Artigiano(イタリア語で職人の意味)的考えを少しお話させてください。

以前の会社で、テキスタイルの仕事の関係でイタリアに何度か行かせてもらう機会があり、そこで工場や工房を見学する事が経験できた。

テキスタイル 工場

イタリア人はファミリーをとても大切にする人達で、工房などでは必ずと言っていいほど息子さんや娘さんが仕事を手伝っていたのが印象に残っています。

イタリア人のもの作りに対するこだわりは凄い物があり(物性面は別として)、ヨーロッパの著名ブランドのデザイナー達には、重要視されています。

その彼らの働き方が実にカッコいいのです。

プライドとこだわりと遊び心を持ち、他社の事は気にも留めず自分の出来ることだけを実直にやり続け

ゆったりと昼飯を食らい、夜もBarで騒ぎまくり、夏は1ヶ月以上もバケーションを楽しむ!

「遊ぶために働いている」と言い切り、モテルためにお洒落をし、頭がハゲてもそれなりにカッコいい!

自分たちの技術はファミリーには伝承するが外には絶対に出さない。

「手間のかかる物を作っているのだから、たくさん売れてもそんなに安くは成らないよ」と簡単に言ってのける

気に入った客には、損得抜きで頑張る事もある

「駆け出しのデザイナーを育てるのも俺らの仕事さ」と笑う顔には職人魂が窺えた。

もう随分も前の話なので、今は変わっているかもしれないけれど・・・

外に出てしまった技術は仕方がない、機械は海外の方が新しく性能も良い

でも、日本のArtigiano達は大丈夫、粋でお茶目なおっちゃん達のパワーは凄いよ(大爆)

映画製作者が作品の最後のエンドロールに自分の名前が載る様に

私たちも自分の作った商品に名を残せるように頑張りましょう。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

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