前回のブログの続きです!
前回の内容を簡単にまとめますと
・京都は北海道に負けないぐらい寒い
・盆地で山に囲われているから
・気候面では良い環境ではないが、他にメリットはある
という流れでした。
前回の内容を詳しく知りたい方は下記のリンクからどうぞ!
そして、今回は『昔の人々はこの地形に守られていた』
という内容を皆様にご紹介
するつもりだったのですが
紹介内容の資料が不足していたため
急遽、『京都市の風水の力&雑学』をご紹介したいと思います。
すみません
時は平安時代まで遡ります。
桓武天皇が現在の京都市内に遷都させたのは有名な話ですが、
なぜ京都市内を選ばれたのでしょうか。
その答えは、中国の風水「四神相応」の考えに一致し,遷都したと考えられています。
北の玄武:高い山
東の清流:川の流れ
南の朱雀:海や池、広々とした平野
西の白虎:大きな道
この条件を満たす土地に住むと、長く繫栄するというものです。
現におよそ1100年間、京都は日本の首都として機能していました。
1100年。都が東京に移り変わった歴史の約7倍です。
そして、
調べていて気が付いたのですが、現在の京都市も四神相応の作りのままなのです。
北:山
東:鴨川
南:山はなく平地
西:千本通
山や川を埋めることなく、現在も同じ形をしている。
1000年以上経っても変わらないものがあるって不思議ですよね。
変わらないと言えば、
京都は伝統的で、古くから同じものを継続しているイメージをお持ちかもしれませんが
実際はハイテクで、『日本初』という肩書を数多く持っています。
某有名ゲーム企業が京都の会社だということはご存じだと思いますが
小学校や路面電車等も京都が発祥地なのです。
意外ですよね。
古き良き伝統を保ちつつ、新しい文化や技術を生み出している。
四神相応の効果通り、長く繫栄してると言っても過言ではありません。
これが風水の力でしょうか。
家具の配置に風水を意識することはありますが、
街全体に風水を意識させた旧時代の方々、すごいですね。
果たして、もう1000年後も受け継がれているのか
考えてみたらワクワクします。
皆様の町の過去は、果たしてどうなっていたのでしょうか。
これを機に、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
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